正答3
解説
正解は3です。
四肢麻痺の利用者は、自分で手首を支えたり動かしたりすることができません。
手浴では、関節を安定させ、皮膚を傷つけないよう、やさしく丁寧に行います。
【選択肢別解説】
1:× 仰臥位では湯の入った容器に手を入れにくく、湯がこぼれやすくなります。
可能であれば座位や半座位(ファーラー位)にして行うと、安定して手をつけられます。
2:× 30分以上もお湯に浸すと、皮膚がふやけて傷つきやすくなり、体力も消耗します。
浸す時間は数分から10分程度にとどめます。
3:○ 麻痺のある手は自分で支えられず、手関節が不安定です。
介護福祉職が手関節を支えながら洗うことで、関節への負担や痛みを防ぎ、安全に洗うことができます。
4:× 指の間の皮膚は薄く、強く洗うと傷つきます。
やさしく丁寧に洗います。
5:× 指の間を自然乾燥させると、湿ったままになり、皮膚のただれや白癬の原因になります。
乾いたタオルでしっかり水分を拭き取ります。
【ポイント】
手浴・足浴では「関節を支える」「指の間はやさしく洗い、よく拭く」が共通の留意点です。
麻痺のある手は握りこんで汚れやすいので、指を一本ずつ伸ばして洗います。