ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)における環境因子を表す記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
ICFでは、生活機能(心身機能・身体構造、活動、参加)に影響する背景因子として、環境因子と個人因子を挙げています。
環境因子には、建物や福祉用具などの物的環境、家族や友人などの人的環境、制度やサービスなどの社会的環境が含まれます。
【選択肢別解説】
1:× アルツハイマー型認知症という病気は「健康状態」にあたります。
環境因子ではありません。
2:× 糖尿病は「健康状態」です。
服薬していることも本人の治療状況であり、環境因子ではありません。
3:× 医者嫌いという性格や好みは、本人に固有の特徴なので「個人因子」にあたります。
4:× 町内会の会長を務めていたという経歴は、本人の生活歴であり「個人因子」にあたります。
5:○ 娘が近隣に住み毎日訪問していることは、家族による支援という人的環境です。
そのため環境因子にあたります。
【ポイント】
個人因子は年齢・性別・性格・生活歴など本人に関すること、環境因子は人・物・制度など本人を取り巻くことです。
家族の支援は「人的環境」として環境因子になります。