正答2
解説
正解は2です。
役割葛藤とは、一人の人が複数の役割を担い、それぞれの役割への期待が両立しにくいときに生じる心の葛藤です。
ある役割に対して周囲から矛盾した期待を受けるときにも生じます。
【選択肢別解説】
1:× 生活支援員の期待に応えようと作業態度をまねるのは、期待される役割を身につけていく「役割取得」の例です。
役割どうしのぶつかり合いは生じていません。
2:○ 家族介護者は「働く人」と「介護する人」という二つの役割を担っています。
両方の期待に応えられるか悩むのは、まさに役割葛藤です。
3:× 楽しんでいる利用者の役を演じるのは、ある役割を意図的に演じる「役割演技」の例です。
葛藤の状態を示すものではありません。
4:× 模擬面接中にふざけて冗談を言うのは、求められる役割からあえて距離をとる「役割距離」の例です。
役割葛藤ではありません。
5:× 家族に代わって孫の遊び相手を担うのは、家族内の役割を分担している例です。
役割どうしの対立は生じていません。
【ポイント】
役割取得・役割演技・役割距離・役割葛藤は、例とセットで区別しておきましょう。
「二つの役割の板挟みで悩む」が役割葛藤の典型です。