正答3
解説
正解は3です。
この問題は、高齢者に多い大腿骨頸部骨折の特徴と治療を問うています。
大腿骨頸部骨折は、骨粗鬆症のある高齢者が転倒したときに起こりやすい骨折です。
寝たきりの大きな原因になるため、早く手術をして早く動き始めることが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 最も多い原因は、高い所からの転落ではなく、室内などでの転倒です。
2:× 骨折の直後から股関節のあたりに強い痛みが出て、多くは立てなくなります。
無症状ではありません。
3:○ 安静の期間が長いと筋力低下や認知機能の低下などの廃用症候群が起こります。
手術後は早期にリハビリテーションを始めます。
4:× 大腿骨頸部骨折は自然には骨がつきにくいため、人工骨頭置換術などの手術による治療が基本です。
5:× 骨折をきっかけに歩行能力が低下し、寝たきりになることも少なくありません。
予後は良好とはいえません。
【ポイント】
高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折・橈骨遠位端骨折・上腕骨近位端骨折・脊椎圧迫骨折です。
大腿骨頸部骨折は「転倒で起こり、手術と早期リハビリ」と覚えましょう。