正答2
解説
正解は2です。
この問題は、認知症の原因疾患ごとの初期症状を問うています。
原因疾患によって、早い時期に現れやすい特徴的な症状が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 幻視が初期から現れやすいのは、レビー小体型認知症です。
血管性認知症では、まだら認知症や感情失禁などが特徴です。
2:○ 正常圧水頭症では、歩行障害・認知機能障害・尿失禁が三大症状です。
中でも小刻みで不安定な歩行障害は初期から現れやすい症状です。
3:× 前頭側頭型認知症の初期は、記憶障害は目立ちにくいのが特徴です。
人格の変化・脱抑制・常同行動などが早くから現れます。
4:× アルツハイマー型認知症で失禁がみられるのは、主に進行してからです。
初期には新しいことを覚えられないエピソード記憶の障害が目立ちます。
5:× もの盗られ妄想は、アルツハイマー型認知症に多い症状です。
レビー小体型認知症の初期には、幻視やパーキンソン症状、認知機能の変動がみられます。
【ポイント】
正常圧水頭症は、手術(シャント術)で症状の改善が期待できる「治療可能な認知症」です。
原因疾患ごとの特徴的な初期症状を対にして覚えましょう。