正答2
解説
正解は2です。
この問題は、右片麻痺のある人のポータブルトイレの設置場所を問うています。
試験の図は、ベッドを真上から見たもので、上側に枕があります。
ベッド柵(サイドレール)は、ベッドの左右両側の頭側半分に付いています。
ベッドの右側の頭側がA、右側の足側寄りがB、足元の正面がC、左側の足側寄りがD、左側の頭側がEです。
仰向けに寝た利用者を上から見ているため、図の右側(A・B側)が利用者の左側、つまり健側になります。
ポータブルトイレは、健側の、ベッド柵のない位置に置き、健側の足を軸にして短い距離で移れるようにします。
【選択肢別解説】
1:× Aは健側にありますが、枕元でベッド柵があるため、柵を越えて移乗することになります。
立ち上がりや方向転換の場所も確保しにくい位置です。
2:○ Bは健側の左側で、ベッド柵のない位置です。
端座位から健側の左足に力を入れて立ち上がり、少ない動きで移乗できます。
3:× Cはベッドの足元の正面で、ベッドに腰かけた位置から離れています。
歩いて移動したり大きく向きを変えたりする必要があり、転倒の危険が高まります。
4:× Dは利用者の右側、つまり麻痺側にあります。
力の入らない麻痺側に向かって移乗することになり危険です。
5:× Eは麻痺側で、しかもベッド柵がある枕元の位置です。
移乗に最も適さない位置です。
【ポイント】
ポータブルトイレや車いすは、健側に置くのが原則です。
ポータブルトイレはベッドに対して斜めに置くと、方向転換の角度が小さくなり移りやすくなります。