正答4
解説
正解は4です。
この問題は、左半側空間無視のある人の食事介護を問うています。
左半側空間無視とは、視力に問題がなくても、空間の左側にある物に気づかない状態です。
右側の料理だけを食べ、左側の料理を残すことがよくみられます。
【選択肢別解説】
1:× トレーを左側に置くと、本人が気づかず食べられなくなります。
2:× 右側は本人が認識できている側なので、印をつける意味がありません。
左側への注意を促す工夫が必要です。
3:× クロックポジションは、視覚障害のある人に料理の位置を時計の文字盤にたとえて伝える方法です。
左側に気づかないという半側空間無視の課題には対応できません。
4:○ 食べる様子を観察し、残っている料理を本人の認識できる位置に動かすことで、全部食べることができます。
5:× 右側のテレビをつけると、注意がさらに右側に向き、左側の料理に気づきにくくなります。
【ポイント】
左半側空間無視は、主に右大脳半球の損傷で起こります。
食事では「観察して位置を調整する」「左側への声かけで注意を促す」が基本です。