ICF(International Classification of Functioning、Disability and Health:国際生活機能分類)の視点に基づく環境因子と心身機能の関連を表す記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
この問題は、ICF(国際生活機能分類)の構成要素のうち、環境因子と心身機能の関係を問うています。
ICFでは、生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」に分け、背景因子として「環境因子」「個人因子」を置きます。
環境因子は物的環境・人的環境・制度などを指し、心身機能は身体や精神の働きを指します。
【選択肢別解説】
1:× 電気スタンドは環境因子ですが、読書を楽しむことは「活動」です。
環境因子と活動の関係を表しています。
2:× 車いすは環境因子ですが、美術館に行くことは「活動」や「参加」です。
心身機能との関係ではありません。
3:× 聴力の低下は心身機能ですが、コミュニケーションがとれないことは「活動」の制限です。
環境因子は含まれていません。
4:× ストレスや活力はいずれも本人の内面に関するものです。
環境因子が含まれていません。
5:○ 床面の性状は物的な環境因子です。
バランスを崩すことは平衡機能という心身機能に影響が出た状態で、両者の関連を表しています。
【ポイント】
ICFでは、すべての構成要素が互いに影響し合う相互作用モデルをとります。
選択肢の前半と後半がそれぞれどの構成要素にあたるかを分けて考えると判断しやすくなります。