正答4
解説
正解は4です。
投球障害は、投球動作の繰り返しによって肩や肘に起こる障害です。
肘の投球障害は、発症年齢や部位によって病態が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 離断性骨軟骨炎は大学生ではなく、小学校高学年から中学生の成長期に多い障害です。
上腕骨小頭の軟骨と軟骨下骨が傷み、進行すると骨軟骨片がはがれます。
2:× 投球障害は手術的治療を選ぶことが多いのではなく、投球の中止やフォームの改善などの保存的治療が基本です。
手術は保存療法で治らない場合などに限られます。
3:× リトルリーグエルボーは上腕骨外顆の裂離骨折ではなく、主に上腕骨内側上顆の障害です。
投球時の外反ストレスで内側の骨端核に牽引力がかかって起こります。
4:○ 関節ねずみはロッキングを起こします。
関節内の遊離体が関節面に挟まると、肘が急に動かなくなって激しい痛みが生じます。
【ポイント】
成長期の野球肘は、内側型(内側上顆の障害)と外側型(上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎)に分けられます。
外側型の離断性骨軟骨炎は自覚症状が乏しいまま進行しやすいため、早期発見のための検診が重要です。