正答2
解説
正解は2です。
人工関節形成術は、変形性関節症や関節リウマチなどで破壊された関節面を、人工の部品に置き換える手術です。
疼痛を取り除き、関節の機能を回復させることを目的とします。
【選択肢別解説】
1:× 人工材料にセラミックは使用されます。
摩耗が少ないため、人工股関節の骨頭やライナーなどに用いられます。
2:○ 急性期の感染性関節疾患には人工関節形成術を行いません。
感染がある部位に人工物を入れると感染が治りにくくなるため、活動性の感染は禁忌です。
3:× 手指関節も人工関節の適応となります。
関節リウマチで破壊された中手指節関節などに、シリコン製の人工関節が用いられます。
4:× 高齢者でも人工関節形成術を行います。
むしろ人工関節には耐用年数があるため、再置換の可能性が低い高齢者が主な対象です。
【ポイント】
人工関節形成術の主な合併症は、感染、脱臼、ゆるみ、深部静脈血栓症です。
人工股関節の術後は、脱臼を防ぐため、手術の進入法に応じて危険な肢位を避けるよう指導します。