正答1
解説
正解は1です。
振戦は、身体の一部が規則的にふるえる不随意運動です。
どのような状態のときに出現するかによって分類され、原因疾患の推定に役立ちます。
【選択肢別解説】
1:○ 安静時振戦はパーキンソン病に特徴的です。
力を抜いて安静にしているときに出現し、手指で丸薬を丸めるような動き(丸薬丸め運動)がみられ、動作を始めると軽くなります。
2:× 姿勢時振戦はパーキンソン病に特徴的ではありません。
腕を前に伸ばして姿勢を保つときに出現し、本態性振戦や甲状腺機能亢進症でみられます。
3:× 睡眠時振戦という特徴的な振戦はありません。
振戦は一般に睡眠中には消失します。
4:× 動作時振戦はパーキンソン病に特徴的ではありません。
目標に近づくほど強くなる企図振戦は、小脳障害でみられます。
【ポイント】
安静時振戦はパーキンソン病、姿勢時振戦は本態性振戦、企図振戦は小脳障害と対応させて覚えます。
パーキンソン病の振戦は片側から始まることが多いのも特徴です。