正答4
解説
正解は4です。
皮膚や皮下の腫瘤は、触診で硬さ、表面の性状、可動性、圧痛の有無を確認します。
悪性腫瘍は周囲の組織に浸潤しながら不規則に増殖するため、特徴的な触診所見を示します。
【選択肢別解説】
1:× 柔らかい腫瘤は悪性を疑う所見ではありません。
脂肪腫のように良性腫瘍は柔らかいことが多く、悪性腫瘍は硬いことが多いです。
2:× 圧痛がある腫瘤は悪性を疑う所見ではありません。
圧痛はむしろ炎症を示すことが多く、悪性腫瘍は初期には痛みのないことが多いです。
3:× 可動性がある腫瘤は悪性を疑う所見ではありません。
良性腫瘍は被膜に包まれてよく動き、悪性腫瘍は周囲に浸潤して可動性が乏しくなります。
4:○ 表面が不整であることは悪性を疑う所見です。
悪性腫瘍は不規則に浸潤増殖するため、表面がでこぼこで境界も不明瞭になります。
【ポイント】
悪性を疑う触診所見は「硬い・表面不整・境界不明瞭・可動性不良・無痛性・急速な増大」とまとめて覚えます。
良性腫瘍はこの反対で、柔らかく、表面平滑、境界明瞭、可動性良好です。