正答2
解説
正解は2です。
細胞や組織は、刺激に適応して大きさ・数・種類を変えることがあります。
分化した組織が、別の種類の分化した組織に置き換わる現象を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 萎縮は、いったん正常の大きさに達した臓器や組織が小さくなる現象です。
細胞の種類が変わる現象ではありません。
2:○ 化生は、分化した細胞が別の種類の分化した細胞に変わる現象です。
喫煙者の気管支で円柱上皮が扁平上皮に変わる扁平上皮化生が代表例です。
3:× 再生は、失われた組織が同じ種類の細胞によって補われる現象です。
別の種類の上皮に変わる現象ではありません。
4:× 過形成は、細胞の数が増えて組織や臓器が大きくなる現象です。
細胞の種類は変わりません。
【ポイント】
化生は刺激に対する適応で、刺激がなくなれば元に戻りうる可逆的な変化です。
胃粘膜の腸上皮化生や子宮頸部の扁平上皮化生のように、癌の発生母地となることがある点も重要です。