正答3
解説
正解は3です。
出血は、血管壁が破れて起こる破綻性出血と、血管壁が破れずに血液がにじみ出る漏出性出血に分けられます。
漏出性出血は、壁の薄い毛細血管などで起こります。
【選択肢別解説】
1:× 大動脈では漏出性出血は起こりません。
壁の厚い大血管からの出血は、外傷や動脈瘤破裂などによる破綻性出血です。
2:× 腎動脈でも漏出性出血は起こりません。
動脈からの出血は、血管壁が破れる破綻性出血です。
3:○ 消化管毛細血管では漏出性出血が起こります。
毛細血管の内皮細胞の間隙から赤血球が漏れ出し、点状や斑状の出血を生じます。
4:× 下大静脈でも漏出性出血は起こりません。
太い静脈からの出血は、血管壁の損傷による破綻性出血です。
【ポイント】
漏出性出血は、血管壁の透過性亢進、血小板減少、凝固因子異常、ビタミンC欠乏(壊血病)などで起こります。
破綻性出血は動脈・静脈・心臓などの壁が物理的に破れる出血と整理します。