正答3
解説
正解は3です。
長骨の骨端線(骨端軟骨)の働きを問う問題です。
骨端線は骨端と骨幹端の間にある軟骨の板で、軟骨内骨化によって骨を長軸方向に成長させます。
【選択肢別解説】
1:× 骨端線は骨吸収には関与しません。
骨吸収を担うのは破骨細胞で、骨の形を整える骨改変(リモデリング)の際に働きます。
2:× 骨端線は一次骨化中心ではありません。
一次骨化中心は胎生期に骨幹の中央部に生じ、骨端に生じるのは二次骨化中心(骨端核)です。
3:○ 骨端線は成人になると閉鎖します。
成長が終わると骨端軟骨が骨に置き換わり、エックス線写真で骨端線が見えなくなって身長の伸びが止まります。
4:× 緻密骨の厚さ(骨の太さ)は骨端線ではなく、骨膜による膜性骨化で増していきます。
骨端線が担うのは骨の長さの成長です。
【ポイント】
骨の成長は「長さは骨端線、太さは骨膜」と覚えましょう。
小児の骨端線損傷は、成長障害や変形を残すことがあるため注意が必要です。