正答2
解説
正解は2です。
膝蓋骨脱臼の分類と、脱臼したときの膝蓋骨の向きを問う問題です。
膝蓋骨の関節面は本来、後方の大腿骨を向いています。
【選択肢別解説】
1:× 外側脱臼では、膝蓋骨は大腿骨外側顆の外側へ移動します。
膝蓋骨は主に横へずれ、長軸周りに大きく回転しないため、関節面が前方を向くことはありません。
2:○ 回転脱臼では、膝蓋骨が縦軸を中心に約180度回転します。
そのため本来後方を向く関節面が前方を向き、前面が大腿骨側を向いた状態になります。
3:× 垂直脱臼では、膝蓋骨が縦軸を中心に約90度回転し、その辺縁が大腿骨の顆間部にはまり込みます。
関節面は前方ではなく側方を向きます。
4:× 水平脱臼では、膝蓋骨が横軸を中心に回転し、上縁または下縁が関節内に入り込みます。
関節面は前方ではなく上方または下方を向きます。
【ポイント】
膝蓋骨脱臼で最も多いのは外側脱臼です。
回転は約180度で関節面が前方、垂直は約90度で側方、水平は上方か下方を向くと覚えましょう。