正答2
解説
正解は2です。
梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症で、病期によって特徴的な症状が現れます。
近年日本では患者数が増加しています。
【選択肢別解説】
1:× 扁平コンジローマは口腔周囲ではなく、外陰部や肛門周囲に好発します。
第2期にみられる、平らに盛り上がった湿った丘疹です。
2:○ 硬性下疳は第1期に感染部位にできる無痛性の硬いしこりや潰瘍です。
無治療でも数週間で自然に消退しますが、病気が治ったわけではなく第2期へ進行します。
3:× バラ疹は晩期梅毒ではなく第2期梅毒の症状です。
感染から約3か月後に、体幹を中心に淡い紅色の斑が現れます。
4:× 梅毒は母親から胎児への垂直感染を起こします。
胎盤を通じて感染すると先天梅毒となるため、妊婦健診で梅毒の検査が行われます。
【ポイント】
晩期梅毒(第3期以降)ではゴム腫、第4期では大動脈瘤や脊髄癆、進行麻痺などがみられます。
治療にはペニシリン系の抗菌薬が用いられます。