正答2
解説
正解は2です。
疾患によっては特徴的な姿勢がみられ、視診で診断の手がかりになります。
代表的な疾患とその姿勢の名称を正しく組み合わせることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 髄膜炎でみられるのは前かがみ姿勢ではありません。
髄膜刺激症状として項部硬直がみられ、首を前に曲げることが困難になります。
2:○ 破傷風では後弓反張がみられます。
破傷風菌の毒素で全身の筋が強直し、背筋の強い収縮により体幹が弓なりに後ろへ反ります。
3:× 脳血管障害でみられるのは脊柱後弯姿勢ではなく、ウェルニッケ・マン肢位です。
片麻痺側の上肢が屈曲・内転し、下肢が伸展して足が尖足になります。
4:× パーキンソン病でみられるのはウェルニッケ・マン肢位ではなく前かがみ姿勢(前屈姿勢)です。
体幹と膝がやや曲がった前傾姿勢で、小刻み歩行を伴います。
【ポイント】
脊柱後弯姿勢(円背)は骨粗鬆症による椎体骨折を繰り返した高齢者でよくみられます。
破傷風では開口障害(牙関緊急)や痙笑も特徴的な症状です。