正答4
解説
正解は4です。
アキレス腱断裂の保存療法では、断裂した腱の両端を近づけるため、足関節を底屈位にして固定します。
腱の修復に合わせて、固定の角度を段階的に変えていきます。
【選択肢別解説】
1:× 固定期間は約12週ではなく、おおむね6〜8週程度です。
固定除去後は、踵を高くした靴などで保護しながら荷重と運動を進めます。
2:× 就寝時にも固定を外してはいけません。
寝ている間に足関節が背屈すると、修復中の腱が引き伸ばされ再断裂の原因になります。
3:× 足趾は動かさないのではなく、積極的に動かすよう指導します。
足趾の自動運動は循環を保ち、浮腫や筋萎縮を防ぎます。
4:○ 固定は足関節底屈位から始め、腱の修復に合わせて徐々に背屈させていきます。
急に背屈させると修復中の腱が伸ばされるため、段階的に角度を変えます。
【ポイント】
アキレス腱断裂は、30〜40歳代のスポーツ中に多く発生します。
断裂部の陥凹、つま先立ち不能、トンプソンテスト陽性が主な所見です。