正答3
解説
正解は3です。
ストレッチングの種類と、それぞれが利用する神経生理学的な仕組みの対応を問う問題です。
相反神経支配(相反抑制)とは、主動筋が収縮すると脊髄反射によって拮抗筋が弛緩する仕組みです。
【選択肢別解説】
1:× PNF(固有受容性神経筋促通法)ストレッチングの主な仕組みは自原抑制です。
筋を等尺性に収縮させたあとに腱紡錘(ゴルジ腱器官)からの抑制で同じ筋が弛緩することを利用します。
2:× スタティックストレッチングは、反動をつけずにゆっくり伸ばして一定時間保持する方法です。
伸張反射を起こさないようにすることが要点で、相反神経支配を主眼とした方法ではありません。
3:○ ダイナミックストレッチングは、関節を動かす主動筋を意識的に収縮させて反対側の筋を伸ばす方法です。
主動筋の収縮で拮抗筋が反射的に弛緩する相反神経支配を利用して、可動域を広げます。
4:× バリスティックストレッチングは、反動や弾みをつけて筋を伸ばす方法です。
急激な伸張で伸張反射が起こりやすく、相反神経支配を利用する方法ではありません。
【ポイント】
相反神経支配はダイナミック、自原抑制はPNF、伸張反射の回避はスタティック、と対応させて覚えましょう。
バリスティックは伸張反射を誘発しやすく、筋損傷の危険がある点も頻出です。