正答3
解説
正解は3です。
間欠的圧迫法は、四肢に巻いたスリーブに空気を送り込んで圧迫と解放を繰り返し、静脈やリンパの流れを促す物理療法です。
体液を中枢側へ押し戻すため、心臓に負担をかけてはいけない病態では使えません。
【選択肢別解説】
1:× 肺水腫は間欠的圧迫法の適応ではありません。
四肢の体液が中枢に戻ると肺のうっ血がさらに悪化するおそれがあるためです。
2:× 心不全は間欠的圧迫法の適応ではありません。
静脈還流が増えると心臓への負担が大きくなり、心不全を悪化させるおそれがあります。
3:○ リンパ浮腫は間欠的圧迫法の適応です。
圧迫と解放の繰り返しでリンパ液の流れを促し、四肢のむくみを軽減します。
4:× 骨折の急性期は間欠的圧迫法の適応ではありません。
骨折部の安静が必要な時期に繰り返し圧迫を加えると、痛みや転位の悪化を招くおそれがあります。
【ポイント】
間欠的圧迫法は、深部静脈血栓症の予防にも用いられます。
ただし、すでに深部静脈血栓がある場合は、血栓が遊離して肺塞栓を起こすおそれがあるため禁忌です。