正答3
解説
正解は3です。
この問題は不適合輸血の早期症状で誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ABO式血液型の不適合輸血では、輸血された赤血球に抗体が結合して血管内で溶血が起こります。
症状は輸血の開始直後から数分〜数十分以内に現れることが多く、すぐに輸血を中止する必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 発熱は不適合輸血の早期症状です。
抗原抗体反応によって炎症性物質が放出され、悪寒とともに発熱します。
2:× 発疹は不適合輸血の早期症状です。
抗原抗体反応に伴って、蕁麻疹や皮膚の紅潮が現れます。
3:○ けいれんは不適合輸血の早期症状ではありません。
早期には発熱や血管痛、胸痛、腰背部痛、呼吸困難、血圧低下などがみられ、けいれんは典型的な症状に含まれません。
4:× 悪心・嘔吐は不適合輸血の早期症状です。
溶血反応やショックに伴って消化器症状が現れます。
【ポイント】
溶血が進むと、ヘモグロビン尿、播種性血管内凝固(DIC)、急性腎不全に至ることがあります。
輸血の開始後しばらくは患者のそばで観察することが大切です。