正答4
解説
正解は4です。
MMSE(Mini-Mental State Examination)は、認知機能を30点満点で評価するスクリーニング検査です。
見当識、記銘、注意と計算、再生、呼称、復唱、口頭指示、読字、書字、図形模写の項目から構成されます。
よく似た検査の改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)との違いが問われます。
【選択肢別解説】
1:× 年齢を尋ねる項目はMMSEには含まれません。
HDS-Rの最初の項目で、MMSEの見当識は日付や場所を尋ねます。
2:× 知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってもらう項目はMMSEには含まれません。
言語の流暢性をみるHDS-Rの項目です。
3:× 5つの品物を見せて隠した後に答えてもらう項目はMMSEには含まれません。
物品の記銘をみるHDS-Rの項目です。
4:○ 五角形が2つ組み合わさった図を描かせる項目はMMSEに含まれます。
重なった2つの五角形の模写で、視空間認知と構成能力を評価します。
【ポイント】
MMSEは動作性の課題(口頭指示・書字・図形模写)を含み、HDS-Rは言語性の課題のみで構成されます。
MMSEは23点以下、HDS-Rは20点以下が認知症を疑う目安とされます。