正答3
解説
正解は3です。
がんの多くには、感染症や生活習慣などの危険因子が知られています。
感染が関わるがんとして、肝炎ウイルスと肝癌、ピロリ菌と胃癌、ヒトパピローマウイルスと子宮頸癌の組合せが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 大腸癌の危険因子は肝炎ウイルスではありません。
赤身肉・加工肉の摂取、飲酒、肥満、運動不足などが関わり、肝炎ウイルスは肝細胞癌の危険因子です。
2:× 前立腺癌の危険因子として受動喫煙は確立していません。
加齢や家族歴が主な危険因子で、受動喫煙と関係が深いのは肺癌です。
3:○ 胃癌の危険因子はヘリコバクターピロリ菌です。
持続感染により萎縮性胃炎が進み、胃癌が発生しやすくなるため、除菌治療が予防につながります。
4:× 乳癌の危険因子はヒトパピローマウイルスではありません。
エストロゲンにさらされる期間の長さや閉経後の肥満などが関わり、HPVは子宮頸癌の原因です。
【ポイント】
感染が原因となるがんは、ワクチン接種や除菌、抗ウイルス療法で予防できる点が重要です。
HPVワクチンは子宮頸癌、B型肝炎ワクチンは肝癌の予防に役立ちます。