正答1
解説
正解は1です。
肩関節前方脱臼の整復後の固定期間は、年齢によって考え方が異なります。
若年者は再脱臼の予防、高齢者は関節拘縮の予防を重視します。
【選択肢別解説】
1:○ 高齢者では固定期間を約3週とします。
長く固定すると肩関節拘縮を起こしやすく、高齢者は再脱臼の危険も比較的低いからです。
2:× 6週の固定は高齢者には長すぎます。
肩関節の拘縮を起こし、日常生活動作が大きく制限されるおそれがあります。
3:× 9週の固定は脱臼の固定として長すぎます。
高齢者では特に、関節包の癒着による拘縮が問題になります。
4:× 12週の固定は過剰です。
肩関節は長期固定で拘縮しやすく、このような長期間の固定は行いません。
【ポイント】
肩関節脱臼の固定は約3週が目安です。
若年者は反復性脱臼に、高齢者は拘縮や腱板損傷の合併に注意します。