正答4
解説
正解は4です。
不随意運動の種類と、それがみられる疾患の組合せを問う問題です。
舞踏運動は、速くて不規則な、踊るような動きが四肢や顔面に現れる不随意運動です。
【選択肢別解説】
1:× 肝硬変では、舞踏運動ではなく羽ばたき振戦がみられます。
肝性脳症で、手を伸ばすと手首が羽ばたくように動きます。
2:× バセドウ病では、舞踏運動ではなく手指の細かいふるえ(微細振戦)がみられます。
甲状腺ホルモンの過剰によるものです。
3:× パーキンソン病では、舞踏運動ではなく安静時振戦がみられます。
指で丸薬を丸めるような動きが特徴です。
4:○ ハンチントン病では舞踏運動がみられます。
常染色体優性遺伝の疾患で、尾状核の萎縮により舞踏運動と認知症が進行します。
【ポイント】
舞踏運動は大脳基底核の障害で起こり、ハンチントン病のほか小舞踏病でもみられます。
安静時振戦はパーキンソン病、羽ばたき振戦は肝性脳症と、不随意運動と疾患を対で覚えます。