正答1
解説
正解は1です。
骨では、骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収が常に行われ、ホルモンがその釣り合いを調節しています。
【選択肢別解説】
1:○ エストロゲンは骨吸収を抑制します。
破骨細胞の分化や働きを抑えるため、閉経でエストロゲンが減ると骨吸収が進み骨粗鬆症になりやすくなります。
2:× コルチゾールは骨吸収を抑制せず、骨量を減らす方向に働きます。
骨形成を抑え、腸からのカルシウム吸収も低下させるため、長期使用でステロイド性骨粗鬆症を起こします。
3:× 甲状腺ホルモンは骨吸収を抑制しません。
骨の代謝回転を高め、過剰になると骨吸収が上回って骨量が減ります。
4:× 副甲状腺ホルモンは骨吸収を促進します。
破骨細胞の働きを高めて骨からカルシウムを溶かし出し、血中カルシウム濃度を上げます。
【ポイント】
骨吸収を抑制するホルモンには、エストロゲンとカルシトニンがあります。
副甲状腺ホルモンとカルシトニンは、血中カルシウム濃度について逆向きに働きます。