正答3
解説
正解は3です。
肩関節烏口下脱臼の整復後は、損傷した前方の関節包を緩める肢位で固定します。
固定肢位・範囲・期間はいずれも頻出です。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者で5〜6週の固定は長すぎます。
固定期間は約3週が目安で、高齢者は肩関節の拘縮を起こしやすいためさらに短くします。
2:× 副子を肩関節外側面だけに当てる方法は標準ではありません。
腋窩に枕子を入れ、包帯や三角巾で上腕を体幹に密着させて固定するのが基本です。
3:○ 肩関節軽度屈曲・内旋位で固定します。
脱臼の原因となる外転・外旋と反対の肢位をとることで、損傷した前方関節包が緩み再脱臼を防げます。
4:× MP関節手前まで及ぶ副子固定は行いません。
上腕を体幹に固定し、前腕は三角巾で吊って支えます。
【ポイント】
烏口下脱臼の固定は「肩関節軽度屈曲・内旋位で体幹に固定、約3週」が基本です。
若年者は再脱臼、高齢者は拘縮に注意し、固定期間を調整します。