正答3
解説
正解は3です。
膝蓋骨外側脱臼の特徴と再発予防を問う問題です。
膝蓋骨外側脱臼は、膝屈曲位で下腿が外旋・外反されたときに膝蓋骨が外側へ外れて起こります。
内側の支持組織が損傷するため、再発を防ぐ対策が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 膝蓋骨外側脱臼の徒手整復は比較的容易です。
膝を伸展させながら膝蓋骨を内側へ押すと整復でき、自然に整復されていることも多いです。
2:× 整復後に4週の免荷は必須ではありません。
膝軽度屈曲位で一定期間固定しますが、荷重は疼痛に応じて許可します。
3:○ 内側広筋は膝蓋骨を内側へ引き寄せる働きをもちます。
内側広筋を強化すると膝蓋骨の外側への偏位が抑えられ、再発予防になります。
4:× 不十分な固定によって移行するのは、習慣性脱臼ではなく反復性脱臼です。
習慣性脱臼は膝の屈伸のたびに脱臼するもので、外側広筋の拘縮など素因によるものです。
【ポイント】
初回脱臼後の不十分な治療は「反復性脱臼」、屈伸のたびに外れるのは「習慣性脱臼」と区別します。
再発予防の柱は内側広筋の強化です。