正答1
解説
正解は1です。
強度の運動を続けたときに、筋肉で増加する物質を問う問題です。
強い運動では酸素の供給が追いつかず、無酸素的な解糖でATP(アデノシン三リン酸)をつくります。
【選択肢別解説】
1:○ 無酸素的な解糖では、グルコースが分解されてできたピルビン酸が乳酸に変わります。
強度の運動を続けると乳酸の産生が処理を上回り、筋内に乳酸が増加します。
2:× グルコースは解糖のエネルギー源として消費されます。
筋のエネルギー基質として使われるため、筋内で増え続けることはありません。
3:× グリコーゲンは筋に蓄えられた糖で、運動中に分解されてグルコースになります。
強度の運動を続けると減少します。
4:× クレアチンリン酸は、ADP(アデノシン二リン酸)にリン酸を渡してATPを再合成します。
運動の初期に急速に消費されるため減少します。
【ポイント】
ATPの供給は、クレアチンリン酸系、解糖系、有酸素系の順に主役が移ります。
乳酸は運動後に肝臓でグルコースに再合成されます(コリ回路)。