正答2
解説
正解は2です。
三角筋付着部より遠位の上腕骨骨幹部骨折で、肩関節の固定角度を問う問題です。
この骨折では、近位骨片が三角筋に引かれて外転位をとります。
そこで遠位骨片を近位骨片の向きに合わせ、肩関節を外転位で固定します。
【選択肢別解説】
1:× 120〜130度の外転は過度です。
近位骨片の外転角度を超えてしまい、骨片の整合が得られません。
2:○ 肩関節を70〜80度外転位で固定します。
外転した近位骨片の向きに遠位骨片を合わせることで、骨片の整合が保たれます。
3:× 10〜20度の外転では不十分です。
近位骨片は大きく外転しているため、遠位骨片との間に屈曲転位が残ります。
4:× 0度、すなわち下垂位では骨片の向きが合いません。
外転した近位骨片に対して遠位骨片が内側に残り、転位が残ります。
【ポイント】
三角筋付着部より遠位の骨折では近位骨片が外転するため、肩関節外転位で固定します。
固定にはミッデルドルフ三角副子などが用いられます。