正答4
解説
正解は4です。
ばね指(弾発指)の性差、好発指、狭窄部位、予後を問う問題です。
ばね指は、屈筋腱と腱鞘の間で狭窄が起こり、指の屈伸時に引っかかりや弾発現象が生じる狭窄性腱鞘炎です。
【選択肢別解説】
1:× 男性ではなく女性に多いです。
更年期や妊娠・出産期の女性に多く、手を酷使する人や糖尿病患者にもみられます。
2:× 小指ではなく、母指と中指に多いです。
次いで環指にも多くみられます。
3:× 狭窄部は指節間関節ではなく、MP関節掌側の腱鞘(A1滑車)が多いです。
MP関節の掌側に圧痛や結節を触れ、屈伸時に弾発が生じます。
4:○ 小児は自然治癒することが多いです。
小児のばね指は母指に多く、IP関節が屈曲したまま伸ばせない状態で気づかれます。
成長とともに自然に改善する例が多いため、まずは経過観察とします。
【ポイント】
成人のばね指は「女性・母指と中指・A1滑車」が特徴です。
治療は安静や装具、ステロイド注射で、改善しなければ腱鞘切開術を行います。