正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
軟部組織損傷では、損傷した組織を伸張または収縮させる動きで痛みが誘発されます。
【選択肢別解説】
1:× 後頸筋損傷と頸椎前屈の組合せは正しいです。
頸椎を前屈すると、後頸部の筋(僧帽筋上部や頭板状筋など)が伸張されて痛みが出ます。
2:× 肩甲周囲筋損傷と上肢外転の組合せは正しいです。
上肢を外転すると肩甲骨が上方回旋し、肩甲骨周囲の筋が収縮・伸張されて痛みが出ます。
3:× 脊柱起立筋損傷と体幹回旋の組合せは正しいです。
体幹の回旋や前屈で脊柱起立筋が伸張・収縮されるため、痛みが誘発されます。
4:○ 棘上靱帯損傷で痛みを誘発するのは後屈ではなく前屈です。
棘上靱帯は棘突起の先端を上下に結ぶ靱帯で、脊柱の前屈で伸張されます。
後屈では靱帯がゆるむため、痛みは誘発されにくくなります。
【ポイント】
脊柱後方の靱帯(棘上靱帯・棘間靱帯)は前屈で伸張されます。
「どの動きでその組織が引き伸ばされるか」を考えれば、疼痛誘発動作を導けます。