正答2
解説
正解は2です。
後脛骨筋腱機能不全は、内側縦アーチを支える後脛骨筋腱が変性・断裂して働かなくなる病態です。
初期は腱の炎症による内側の痛みが主体で、進行すると変形が現れます。
【選択肢別解説】
1:× 扁平足は、腱の機能が失われて内側縦アーチが下がった進行期の所見です。
初期にはまだ変形は目立ちません。
2:○ 外脛骨は、舟状骨の内側にみられる過剰骨で、後脛骨筋腱の付着部に関わります。
腱の付着部に負担がかかりやすく、初期の後脛骨筋腱機能不全に伴ってみられることがあります。
3:× 踵部外反は、アーチの低下に伴って後足部が外側へ倒れた所見です。
扁平足と同じく進行期にみられます。
4:× 外反母趾は、母趾が小趾側へ曲がる前足部の変形です。
後脛骨筋腱機能不全の初期の所見ではありません。
【ポイント】
後脛骨筋腱機能不全は、中年以降の女性に多く、片脚つま先立ちができなくなります。
初期は内果後方から舟状骨にかけての痛みと腫脹、進行すると扁平足と踵部外反が現れます。