正答3
解説
正解は3です。
急性虫垂炎は、腹痛の場所が時間とともに移動するのが特徴です。
炎症の進み方に伴う症状と検査所見を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 虫垂炎では炎症により発熱を認めます。
多くは37〜38℃程度の微熱で、穿孔すると高熱になります。
2:× 虫垂炎では白血球数が増加します。
白血球数の増加とCRPの上昇は炎症を示す重要な所見です。
3:○ 初期には心窩部(みぞおち)や上腹部、臍周囲に痛みを感じます。
その後、炎症が腹膜に及ぶと痛みは右下腹部に移動します。
4:× 虫垂炎の圧痛は、右季肋部ではなく右下腹部のマックバーニー点に認めます。
右季肋部の圧痛は胆嚢炎などでみられます。
【ポイント】
虫垂炎は「心窩部痛から右下腹部痛へ移動」と覚えます。
マックバーニー点の圧痛やブルンベルグ徴候(反跳痛)が診断の手がかりです。