正答4
解説
正解は4です。
病的反射は、健常者ではみられず、錐体路(上位運動ニューロン)が障害されたときに出現する反射です。
代表例は足の外側や足底をこすると母趾が背屈するバビンスキー反射です。
【選択肢別解説】
1:× 角膜反射は、角膜に触れると瞬目が起こる正常な反射です。
三叉神経が求心路、顔面神経が遠心路です。
2:× 腹壁反射は、腹壁の皮膚をこすると腹筋が収縮する正常な表在反射です。
錐体路が障害されるとむしろ消失します。
3:× アシュネル反射(眼球心臓反射)は、眼球を圧迫すると徐脈になる反射です。
迷走神経を介する生理的な自律神経反射です。
4:○ チャドック反射は、外果の下方を後ろから前へこすると母趾が背屈する反射です。
バビンスキー反射と同じ意味をもつ病的反射で、錐体路障害を示します。
【ポイント】
錐体路障害では、腱反射の亢進、病的反射の出現、表在反射(腹壁反射など)の消失がそろいます。
上肢の病的反射としてホフマン反射やトレムナー反射も覚えます。