正答4
解説
正解は4です。
頸動脈三角で拍動を触れる動脈を問う問題です。
頸動脈三角は、胸鎖乳突筋の前縁・顎二腹筋の後腹・肩甲舌骨筋の上腹で囲まれた領域です。
【選択肢別解説】
1:× 頸横動脈は鎖骨下動脈の枝(甲状頸動脈など)から出て、後頸部へ向かいます。
頸動脈三角では触れません。
2:× 外頸動脈は分岐後すぐに多くの枝を出し、拍動は主に浅側頭動脈や顔面動脈で触れます。
頸動脈三角で触れる代表的な動脈ではありません。
3:× 内頸動脈は分岐後に深部を上行して頭蓋内へ入るため、体表から拍動を触れにくい動脈です。
4:○ 総頸動脈は甲状軟骨上縁の高さで内頸動脈と外頸動脈に分かれます。
頸動脈三角ではその分岐部付近で拍動をはっきり触れます。
【ポイント】
総頸動脈の拍動は、救急時の脈拍確認にも用いられます。
分岐部にある頸動脈洞を強く圧迫すると、反射で徐脈や血圧低下を招くため注意します。