正答1
解説
正解は1です。
輸血療法では、不足している血液成分に合わせて製剤を選びます。
血液成分ごとの保存性と、補える成分を確認します。
【選択肢別解説】
1:○ 血漿交換は劇症肝炎に有効です。
肝臓で処理できない有害物質を含む血漿を除き、新鮮凍結血漿で凝固因子を補います。
2:× 新鮮血輸血では凝固因子を補給できます。
採血から時間がたっていないため、凝固因子の活性が保たれています。
3:× 保存血輸血では血小板の補給は期待できません。
血小板は冷蔵保存で機能が失われるためです。
4:× 血小板輸血は循環血漿量の補充には用いません。
血小板の減少や機能異常による出血を防いだり止めたりする目的で用います。
【ポイント】
現在は全血ではなく、赤血球製剤、新鮮凍結血漿、血小板製剤などの成分輸血が基本です。
血小板製剤は室温で振とうしながら保存し、有効期間が短いのが特徴です。