正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
急性心筋梗塞は、冠動脈が閉塞して心筋が壊死に陥る疾患です。
診断には心電図、血液検査、心エコー、冠動脈造影を用います。
【選択肢別解説】
1:× 心電図でST上昇を認めるのは正しい記述です。
心筋の全層にわたる虚血を示す、急性期の代表的な所見です。
2:○ トロポニンは低下ではなく上昇します。
トロポニンは心筋に特有のタンパク質で、心筋が壊死すると血中に漏れ出ます。
3:× 冠動脈造影で冠動脈の閉塞を認めるのは正しい記述です。
血栓による閉塞部位を確認し、カテーテル治療につなげます。
4:× 心エコーで心室の壁運動の低下を認めるのは正しい記述です。
壊死した部分の心筋は収縮が弱くなります。
【ポイント】
心筋梗塞で上昇する血液マーカーには、トロポニン・CK-MB・AST・LDHがあります。
トロポニンは心筋への特異性が高く、発症後数時間で上昇します。