正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
前腕の回内・回外は、近位と遠位の橈尺関節で、橈骨が尺骨の周りを回る運動です。
【選択肢別解説】
1:○ 回内・回外で回旋するのは尺骨ではなく橈骨です。
尺骨は上腕骨と腕尺関節でつながり、ほぼ固定された軸として働きます。
2:× 腕橈骨筋は回内位からは回外方向へ、回外位からは回内方向へ働きます。
中間位へ戻す作用があるため、両方向に作用するといえます。
3:× 肘関節90度屈曲位では、回内・回外の参考可動域はそれぞれ90度です。
この肢位で測定すると前腕だけの回旋を評価できます。
4:× 肘関節伸展位では、肩関節の内旋・外旋が加わります。
そのため回内外の可動域が見かけ上大きくなります。
【ポイント】
前腕の回旋軸は橈骨頭と尺骨頭を結ぶ線で、動くのは橈骨です。
回内外の測定は、肩の回旋を除くため肘90度屈曲位で行います。