正答3
解説
正解は3です。
神経線維の伝導速度は、線維が太いほど、また髄鞘をもつ有髄線維であるほど速くなります。
各線維の分類(太さと髄鞘の有無)から速さを比べる問題です。
【選択肢別解説】
1:× 侵害受容器からの求心性線維は伝導速度が遅い線維です。
細い有髄のAδ線維と無髄のC線維が痛みを伝えます。
2:× 温受容器からの求心性線維も伝導速度が遅い線維です。
主に細い無髄のC線維などが温かさを伝えます。
3:○ 筋紡錘からの求心性線維は伝導速度が最も速い線維です。
太い有髄線維であるIa群線維(Aα線維)で、筋の伸張の情報を素早く脊髄に伝えます。
4:× 自律神経遠心性線維は伝導速度が遅い線維です。
節前線維は細い有髄のB線維、節後線維は無髄のC線維です。
【ポイント】
伝導速度はAα線維(Ia群)が最も速く、Aβ・Aγ・Aδ・B・C線維の順に遅くなります。
筋紡錘からのIa群線維は、伸張反射の求心路として働きます。