正答4
解説
正解は4です。
カルシウムは骨や歯の材料になるほか、筋収縮・神経の興奮・血液凝固などに欠かせないミネラルです。
血中のカルシウム濃度は、副甲状腺ホルモンやビタミンDによって厳密に調節されています。
【選択肢別解説】
1:× カルシウムは主に結腸ではなく、十二指腸や空腸など小腸の上部で吸収されます。
2:× 腎臓では再吸収されないというのは誤りです。
糸球体でろ過されたカルシウムの大部分が尿細管で再吸収されます。
3:× 身体内のカルシウムの約50%ではなく、約99%が骨組織(骨と歯)にあります。
4:○ 血漿のカルシウムイオン濃度が低下すると、骨格筋の興奮性は亢進します。
神経や筋の細胞膜が興奮しやすくなり、手足のけいれんであるテタニーが起こります。
【ポイント】
低カルシウム血症ではテタニーが起こり、トルソー徴候やクボステック徴候が陽性になります。
副甲状腺ホルモンは骨からのカルシウムの放出と腎臓での再吸収を促し、血中濃度を上げます。