正答2
解説
正解は2です。
膝関節内側側副靱帯は、膝の伸展位で最も緊張する靱帯です。
固定では、損傷した靱帯の緊張をゆるめつつ、関節拘縮をできるだけ防げる肢位を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 完全伸展位は適しません。
内側側副靱帯が最も緊張する肢位であり、損傷部の修復を妨げます。
2:○ 軽度屈曲位で固定します。
靱帯の緊張がゆるみ損傷部の修復を促すうえ、歩行や日常生活への影響も少ない肢位です。
3:× 60度屈曲位は屈曲が大きすぎます。
長期間この肢位で固定すると、伸展制限(屈曲拘縮)を残しやすくなります。
4:× 直角位は屈曲が大きすぎます。
膝を90度屈曲位で固定すると、伸展制限を残し歩行にも支障が出ます。
【ポイント】
膝の靱帯損傷の固定は、原則として膝関節軽度屈曲位で行います。
完全伸展位や深い屈曲位は、靱帯の緊張や拘縮の点で避けます。