正答4
解説
正解は4です。
骨挫傷は、骨梁の微細な損傷によって骨髄内に出血や浮腫が生じた状態で、骨の輪郭(骨皮質)は保たれています。
どの画像検査で証明できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 超音波検査では骨挫傷は証明できません。
超音波は骨の表面で反射されるため、骨の内部を観察できず、骨髄内の変化は描出されません。
2:× 単純エックス線検査では骨挫傷は証明できません。
骨皮質の連続性が保たれ、骨梁の微細な損傷は写らないため、異常所見がみられないのが普通です。
3:× CTでは骨挫傷は証明できません。
CTは骨折線や骨片の描出には優れますが、骨髄内の出血や浮腫といった軟部組織的な変化は描出しにくいためです。
4:○ MRIで骨挫傷が証明されます。
MRIは骨髄内の水分の変化を鋭敏にとらえられ、T1強調像で低信号、T2強調像や脂肪抑制像で高信号として描出されます。
【ポイント】
骨挫傷や不顕性骨折、疲労骨折の初期は、単純エックス線で異常がなくてもMRIで検出できます。
膝の前十字靱帯損傷に伴う骨挫傷も、MRIで特徴的な部位にみられます。