正答3
解説
正解は3です。
糖尿病の合併症は、細い血管が障害される細小血管症(網膜症・腎症・神経障害)と、太い血管の動脈硬化による大血管症に分けられます。
この問題は合併症でないものを選ぶので、○ が答え(糖尿病の合併症ではないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 眼底出血は糖尿病の合併症です。
糖尿病網膜症で網膜の毛細血管が障害されて出血し、進行すると失明の原因になります。
2:× 慢性腎臓病は糖尿病の合併症です。
糖尿病性腎症によって糸球体が障害され、透析導入の原因疾患で最も多いものになっています。
3:○ くも膜下出血は糖尿病の合併症ではありません。
くも膜下出血の多くは脳動脈瘤の破裂によって起こり、糖尿病との直接の関連はありません。
糖尿病で増える脳血管障害は、動脈硬化による脳梗塞です。
4:× 閉塞性動脈硬化症は糖尿病の合併症です。
大血管症の一つで、下肢の動脈が狭くなり、間欠性跛行や足の壊疽の原因になります。
【ポイント】
細小血管症の三大合併症は「し(神経障害)・め(網膜症)・じ(腎症)」と覚えます。
大血管症は心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症です。