正答4
解説
正解は4です。
肺癌は、気管支の太い部分に発生する中枢型と、肺の末梢に発生する末梢型に分けられます。
疫学、診断、症状の特徴が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 肺癌は女性ではなく男性に多い癌です。
喫煙との関連が強く、癌の部位別死亡数でも男性で上位を占めます。
2:× 肺癌の好発年齢は40〜50歳代ではなく、60歳代以降の高齢者です。
年齢とともに罹患率が高くなります。
3:× 腫瘍マーカー検査で肺癌の診断を確定することはできません。
腫瘍マーカーは補助的な検査で、確定診断は喀痰細胞診や気管支鏡検査などで癌細胞を確認する病理診断によって行います。
4:○ 末梢に発生した肺癌は、多くが無症状です。
太い気管支から離れているため、咳や血痰などの症状が出にくく、検診の胸部エックス線検査やCTで偶然見つかることが多いです。
腺癌は末梢に発生しやすい組織型です。
【ポイント】
中枢型は扁平上皮癌や小細胞癌に多く、咳や血痰が早期から出やすい特徴があります。
末梢型は腺癌に多く、無症状のまま進行しやすいと対比して覚えましょう。