正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(治療薬として誤ったもの)です。
気管支喘息は気道の慢性炎症と気管支の収縮によって発作性の呼吸困難を起こす病気で、治療は抗炎症と気管支拡張が柱です。
【選択肢別解説】
1:× アドレナリンは気管支喘息の治療薬として用いられます。
β2受容体を刺激して気管支を拡張するため、重い発作の際に皮下注射で使われることがあります。
2:○ β2遮断薬は気管支喘息の治療薬ではありません。
β2受容体を遮断すると気管支平滑筋が収縮し、喘息を悪化させるため禁忌です。
喘息の治療に用いるのは、反対の作用をもつβ2刺激薬です。
3:× 抗アレルギー薬は気管支喘息の治療薬として用いられます。
ロイコトリエン受容体拮抗薬などがアレルギー反応による気道の炎症や収縮を抑えます。
4:× 吸入ステロイド薬は気管支喘息の治療薬として用いられます。
気道の慢性炎症を抑える長期管理薬の中心で、発作の予防に最も重要な薬です。
【ポイント】
喘息の治療は「長期管理は吸入ステロイド薬」「発作時は短時間作用性β2刺激薬の吸入」が基本です。
β遮断薬(高血圧などに用いる)は喘息患者に禁忌と覚えましょう。