正答2
解説
正解は2です。
圧痛点は、特定の疾患で押すと痛みが出る体表の部位で、診断の手がかりになります。
胃潰瘍に関連する背部の圧痛点を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× オトガイ点は胃潰瘍の圧痛点ではありません。
オトガイ孔の部位は、三叉神経痛でみられる圧痛点の一つです。
2:○ 胃潰瘍の圧痛点はボアス点です。
第10〜12胸椎の高さで、脊柱の左側に位置する背部の圧痛点です。
内臓の痛みが同じ脊髄レベルの体表に投射される関連痛の考え方で説明されます。
3:× ランツ点は胃潰瘍ではなく、急性虫垂炎の圧痛点です。
左右の上前腸骨棘を結ぶ線の右側3分の1の点にあたります。
4:× ムンロー点は胃潰瘍ではなく、急性虫垂炎の圧痛点です。
右下腹部にあり、マックバーネー点やランツ点とともに虫垂炎の診察に用いられます。
【ポイント】
虫垂炎の圧痛点はマックバーネー点、ランツ点、ムンロー点、胃潰瘍はボアス点と整理します。
胆嚢炎で右季肋部を圧迫すると吸気が止まるマーフィー徴候もあわせて覚えましょう。