正答2
解説
正解は2です。
病気の原因のうち、年齢・性別・人種・遺伝・内分泌などの体の内側にある要因を内因といいます。
内因と、それが関わる代表的な疾患を対応させる問題です。
【選択肢別解説】
1:× 肝細胞癌はB型・C型肝炎や肝硬変を背景に中高年に多く発生します。
乳児期に多い肝臓の悪性腫瘍は肝芽腫です。
2:○ 全身性エリテマトーデス(SLE)は、20〜40歳代の女性に多い自己免疫疾患です。
男女比はおよそ1対9で、性別という内因が強く関わります。
3:× 前立腺癌は人種差が大きく、欧米人、特に黒人に多い癌です。
日本人は欧米人に比べて少ないとされてきました。
4:× クッシング病は下垂体腺腫から副腎皮質刺激ホルモンが過剰に分泌されて起こります。
成長ホルモンの分泌過剰で起こるのは巨人症や先端巨大症です。
【ポイント】
SLEは若い女性に多く、蝶形紅斑・関節炎・腎障害(ループス腎炎)が特徴です。
クッシング病は副腎皮質刺激ホルモン、先端巨大症は成長ホルモンの過剰と区別します。