正答2
解説
正解は2です。
腸管の可動性は、腸間膜をもつかどうかで決まります。
腸間膜をもつ部分はよく動き、後腹壁に固定された部分はほとんど動きません。
【選択肢別解説】
1:× 虫垂は虫垂間膜をもつため、可動性があります。
位置にも個人差が大きいです。
2:○ 上行結腸は後腹壁に固定された腹膜後器官(二次的)です。
腸間膜をもたないため、可動性が乏しくなります。
3:× 横行結腸は横行結腸間膜をもち、可動性に富みます。
立位では大きく下垂することもあります。
4:× S状結腸はS状結腸間膜をもち、可動性があります。
そのため捻転(S状結腸軸捻転)を起こすことがあります。
【ポイント】
大腸のうち腸間膜をもつのは虫垂・横行結腸・S状結腸です。
上行結腸と下行結腸は後腹壁に固定され、可動性が乏しいと覚えます。